秋も深まりましたね。なかの幼稚園でも、秋はさつまいも堀りがあります。
小さい組は、保護者と一緒に。大きい組は、自分達でがんばって。よいしょと掘っていきます。
2025年は結構豊作で、2株掘ったら3キロを超える子が続出!でした。「やったぁ」ですが、3キロは、子どもには重いんですよね。
大きい組のそら組ともり組は、子どもたちで掘るので、とうぜん子どもたちが自分で持って帰ります。
畑に続く道は途中砂利道。重くて引きずるとあっという間に穴が開いて、お芋の落とし物になってしまうんです。がんばれ~。
さて、無事掘ってこれたら、そこから始まることがあります。
まず、絵を描いてみる事。そして、食べる事。その様子を、年少つくし組のおたよりからご紹介します。
さっまいも掘りにお越し頂き、ありがとうございました!
前日の雨もあり、お天気が心配でしたが、無事にさつまいも掘りができてよかったです。コロコロしたかわいおいももあれば、大きいおいもにビックリしたりもしましたネ。
お味はいかがだったでしょうか♪
おいも掘りの後には、運動会でもらったごほうびのポックリ、お楽しみを見て頂きましたね。
子どもたちも、ドキドキもありつつ。「できるよ!」の姿をおうちの方に見てもらえてしかったと思います。ありがとうございました!お休みの子はまた掘ろうね。
さつまいも掘りのその後!
さつまいも堀りの次の日、午前中「さつまいも掘ったね!」と思い出しながら話していきました。

と絵の具を見せると、

の子が沢山。「どんな形してる~?」「何色?」など発大会をしていって

ということから、食べてみちゃおう!とみんなで食べる事になりました。

これは違う組ですが、やっぱりホットプレートで焼いて食べました。手前に先生がいます
ホットプレートで焼いて!おいしーい!!”おかわり!!もいましたよ。
中身は何色だったか子どもたち覚えてるかな。きいてみて下さいネ..
さて、お弁当の後、さっそく絵の具の部屋ができて、やりたーい!の子で食べ終わった子からやっていきました。
みんな、やはり絵の具が大好きな子が多いようで、えのぐの部屋がいっぱいでも、“待ってる!!”と待ち合い席ができる程でした。ゆっくり描けるといいな、と2人ずつ位で描いていきました。
おいもの色や形を見て丸くかいていく子もいたり、一面の大きいおいも、と思って描いていったりと色々なおいもができていきました。筆を持つと黙々とかき進めていく子が多くて驚きました!
お休みの子はまた描こうね。みーんな描けたので、今日、おいもを食べていると思います。お味はどうだったかな♥絵の具もまたやろうね♪

いろんな「なかの用語」が出ていますね。解説します。
【発見大会】みんなでよ~く見て、どんなことがあるか、発見してはそれを皆に伝えるものです。今回は、さつまいもでしたが、年中組は6月に収穫する蕪をよく見たり、年長は飼っているカメやニワトリなどを描くのに発見大会をすることがあります。
【ホットプレート】保育室で焼くときは、これですね。この他に調理としては、調理室で焼いたりしてもらうことがあります。その時は子どもが運んで、先生や大人が調理してお部屋に届きます。
【お弁当の後】なかの幼稚園では時々、お弁当を食べた子から取り組む、という時があります。

ほかの組は、大勢で描いていたクラスもあったみたいです
普段は、お弁当を食べた後は自由時間でそれぞれやりたい遊びに散っていきます。
この日は「食べた子からえのぐ出来るよ」という事だったので、やりたい子から取り組んだという事です。
なかの幼稚園では、食べ終わったらそれぞれ片づけをしていくので、食べ終わるのに時間差が出来るんです。なので、時間差の分、先生が一人ずつに丁寧にかかわれるという事ができます。
自由時間で描いていくので、時々全員が描き終わるのに一日では足りないことがあります。また、お休みしている子もいたりしますからね。
無事、全員が描き終わったので、食べられたこのお芋。おいしかったでしょうね。
さて、他のクラスでは、このえのぐの後のさつま芋を、もう少し調理して食べていました。その様子をご紹介します。
スイートポテトつくったよ!
絵を描くのに見本として置いていたサツマイモ。

聞いてみると、

だったので、あまくておいしい“スイートポテト”にすることに。
急に作ることになったので、急きょのエプロン、三角巾のご用意ありがとうございました。
今回子どもたちにやってもらったのは、つぶすこととまるめること。と~っても甘くておいしかったです。

このスイートポテト、園長の私を含め、関わる先生に「いつもありがとう」とおすそ分けしてくれました。
さつまいもと粗製糖だけなんですが、確かに、なんだかとってもおいしかったです。みんなが熱心に潰してくれたからかな?ごちそうさまでした!
園長先生のつぶやき

さつまいも堀りと、その後の様子でした。
今年はまだ木々の落ち葉がたまっていないのでやっていませんが、去年などは焼き芋を作ってみたりもしました。
預かりのなかのクラブのおやつでも、ふかし芋で登場します。単に蒸かすだけですが、大人気です。
おおきな蒸し器でたくさん蒸すって、おいしくなるんでしょうかね。
焼き芋が、珍しい体験になっている様な昨今。
幼稚園では、こんな「自分でお芋を掘る。それを焼いてみて食べる。」という事、当たり前にあると良いなと思ってます。
ちなみに、一番大きい年長そら組は、一学期にさつま芋の苗を植えます。この苗が育って、自分達のクラスのさつま芋を掘ったんですね。
この畑は、理事長と前園長、男性職員が手入れしてくれてます。ありがとうございます!






