なかの幼稚園には、園内に畑があります。今年も、畑にまいたカブが大きくなりました。
出来たカブは、持って帰ります。が、農産物なので、念のため人数より余分にまいておくので、一人一つずつ持って帰っても、ちょっと余ります。
そこでどうする?という事で、年少つくし組は、カブのお味噌汁を作りました。そんな料理初体験の様子を、つくし組のお便りから紹介します!(写真は、つくし組の色々なクラスが混ざってます)
園内の畑でかぶ抜いたよ!
畑で大きくなっていたかぶ。もうとれるかなーと楽しみにしていたみんな。そこで、「かぶとってもいい?」と園長先生に聞きに行くと「いいよ!」
みんなで抜いていきました。大きさがバラバラでしたが、子どもたちが抜いたかぶを持ち帰りました。来週には園でもお味噌汁?スープ?にして食べようかな?
みんなで作ろうかなと思っています。
次のおたよりから。かぶスープおいしかったよ!
前日かぶのスープつくるよ!エプロン持っていくよ!と伝えられたかな?(エプロンみんな忘れず持ってこれて、自分のエプロンでお料理できました。ご協力ありがとうございます。)
朝ちょっぴり照れくさそうな子、見て見て!の子、つけてきてみんなと一緒で嬉しそうな子、お家ではつけるの嫌だった子もみんなの姿を見たらすぐに着ていましたよ。みんなが来たらつくろう!にはりきるみんな!
この日のお集まりは早かった!「上履きも履くよ!」にサッとみんなが履いてたり、手を洗うのもゴシゴシ泡ん立てきれいに洗って…並ぶのも上手!いっぱいスゴイね!って褒めちゃいました。初のお料理も嬉しかったのでしょうね。この日のスープの具は、カブ、大根、キャベツ、油揚げです。
- 上履きをはく、手を洗う
- 野菜をビリビリポキポキしてボールに入れる
- 調理室まで運ぶ
- 一箭先生にお願いして、お鍋でぐつぐつ美味しいスープにしてもらいます。
まずはみんなの畑でとれたかぶを小さくしています。なかなかちぎれず頑張ってる!
職員室のお隣の調理室まで、ゆっくりと2人でボールを持ちながら運びます。上手に運んでいましたよ!
調理室にお届けした後は、スープが出来上がるまで遊ぼう!ということで、エプロンと三角巾をしまって遊び始めました。この後各々楽しく遊んで、11:30。やっとお腹すいたよー!の声がらあがりました。それまでスープできたかな?の声は無く…。ここでやっと、、、
に、周りの子が「あっ!」「あっ!」と気がついて、一箭先生の元へ走ってました。
「スープ出来たってー!」の声で、よし!お弁当だーっとなったのですが、いっぱい遊んだお部屋は…
「片付けないと!」と張り切る子がいっぱいでした♪最近、おかたづけ〜♪おかたづけ〜♪と歌いながらの子も。なんだかお片付けがも楽しそうです(^ ^)
そしていよいよ『いただきまーす!!』
さぁ初のお料理のお味は…?
なんて言葉がいっぱい!「汁だけにしてー!」とちょっと苦手な子もいましたが…ほとんどの子がコップに入れたスープを食べ切れました。おかわりの子もいましたよ♪大きなお鍋のスープ、全部食べ切って空っぽになりました。
いっぱいあるスープ、恵子先生にもあげよう!園長先生にも!渡辺先生にも!あっそうだ!一箭先生にも!と分けてあげました。
午後は「美味しかった?」とあげた先生に聞きにいく子もちらほら。「すっごく美味しかった〜!」とお返事をもらって大満足なみんなでした♪
園長先生のつぶやき
お味噌汁、おいしかったね~。私(園長)ももらいましたが、なぜか野菜ばかりのシンプルなものなのに、しみじみおいしかったです。みんなで作った、というのが一番の味の素なのかな。
なかの幼稚園の特色には、畑がある事と調理活動、という事があります。畑がある。実際に自分たちで身近なものを育てる体験です。
そもそも、蒔くのも自分達です。入園したり、進級してまずカブの種まき。みんなで蒔いたね。それが、だんだん大きくなる。その間も、日々畑に遊びに通う子もいます。
種をまいても、子どもが蒔いているので、まっすぐに出なかったりもします。先生が余分にまいておいたところと、子どもが蒔いたのがどこかはっきりわかる!なんて様子もほほえましいのですが。時々、「先生~出てたよ~、とってきた!」なんて、間違えて抜かれちゃうことなんかもくぐり抜け、5月末~6月にかけて大きくなります。
できたら、うんとこしょ、と抜いて持って帰ります。そしてさらに、お料理も。
この時期の年少つくし組は、まだおててでポキっと折ることでの料理。そのうち、本当に包丁も使って料理します。
今年は年長で「カレー作りたい。カブカレー!」と、カブでカレーを作ったクラスもありました。