ネット de「詩子の部屋」〜進級&進学について

なかの幼稚園では、講習会として、毎学期開催されている“園長先生と話そう”の「詩子の部屋」があります。

今学期は、コロナウイルスの影響で開催は中止となりました。が、講習会の係の方や、周りの方から、三学期のテーマ《進級について》は、「聞いてみたかった!話をしたかった!」という声が届きました。なので、ブログでお届けすれば、読めるのでは?と「ネット de 詩子の部屋」を開催することにしました。

今回、お届けする内容は、

目次

  1. 詩子の部屋って?
  2. 進級について
  3. 進学について

BGMに「ルールル、ルルルルールル♪〜」のあの音楽、または、お好きな曲をお流しください笑

 

 

そもそも詩子の部屋って?

詩子の部屋

講習会の一つとして、学期に一回開催されていて、「同じ悩みを持っているお母さん同士のコツをきいてみよう」という形が主に話しています。他に、理事長先生を囲んでの「タケトーーク」もありますよ。

 

 

なかの幼稚園の進級について

*父母用玄関。いつもはここを通って、参加してもらってます。

なかの幼稚園でも、進級してクラスが変わったり、担任の先生が変わったりします。この悩みもあるのかな?と思ってましたが、今回は「なし」でした。これは、始まってみて新学期に悩んだら聞きますね!

 

小学校進学について

1.「幼稚園では、やりたいことをさせてもらっていたけど、学校ではそうはいかないのでは?そういう時に、うちの子大丈夫?」

なかの幼稚園の保護者の方の大きな不安かもしれません。幼稚園では、「やりたいことに合わせて時間を区切る」生活でしたが、学校では「チャイムに合わせてやる事を区切る」ことが多くなりますからね。さて、それでは、たまたま職員室に来たり、テラス改修にボランティアに来ていた小学校に兄弟がいるお母さんたちに聞いてみましょう。

 

園長先生
どうですか?小学校に行ってみて?
保護者の方の声

  • 「子どもは、思った以上にたくましかった!親の心配をよそに、よくやっていった」
  • 「やりきったからなのか、切り替えていった。うちの兄弟は(二人)どちらも、『発想がいいですよね』と先生からほめられました。他の学校に行った子で、やりたいことをしたい、という子も聞きましたが、うちの学校の子たちは困った話は聞いてないですよ」
  • 「入園前に情報を集めたときにきいたんですが、『卒園した後に、なかのって良い、と思えるよ』と。子どもは乗り越えていける力を持っているから、それを信じる。」
  • 「爆発するときは、あったです。五月ころ、日曜日にワーンと泣いたので、聞いて聞いて。でも、月曜には切り替えて学校に行った」

 

ということで、個別に違いはあるようですが、総じては「子どもはたくましく育っていた」というお話でした。

 

園長先生

お話を聞いていて、幼稚園で「やらなきゃならない事をする力がきちんと育っていれば大丈夫!」ということなんだと思いました。「やらなきゃいけないことをする」という力。なかの幼稚園の参観の時に保護者向けに話す中に、「第二の自我」というのがあります。(*広場でお渡しする冊子「広場へようこそ!」にものっています。)

 

この第二の自我が「やらなきゃいけないことをやる力」です。そのためには、まず、「やりたいことをする」というところから始まります。ひよこ組、つくし組の頃ですね。その次に、「自分のやりたいことと、自分はやりたくないかもしれないけどやらなきゃいけないことの間で悩む」という頃があります。もり組の頃です。『お集まりってわかってるけどな‥。』のころ。

 

これを自分で考えた先に、「やらなきゃいけないことはやる」の頃があります。そら組がそうですよね。“係のお仕事”なんて面倒な片づけを頑張る力です。そら組で、そんな生活が送れるなら小学校も大丈夫!ということですね

 

 

2.「子供たちにとって小学校の先生はこわい??怖い先生っている?」

保護者の方の声

  • 「それは、いることはいる。でも、子どもも、それを知ればいいかな、と思う。」
  • 「先生はそう思うんだね、など、話を聞いた。」
  • 「何か思った時に、先生に伝えることもあった。言えるお母さんと言えないお母さんもいるが、一人で悩まないのが大事かな。」
園長先生

怖い先生もいる、でも、もちろんそうでない先生もいる、という前提です。学校の先生だって大変な努力をして下さっているのも、お母さんたちは十分わかっての上でのお話でした。怖い先生って、どういうことかな?とも。先生がどう思っているのかがよくわからないと「こわい」と感じるのかな?と思いました。

 

保護者の方に「たくさん話を聞いてもらって有難い」などよく聞くので、なかの幼稚園の先生は保護者の方とコミュニケーションをよく取っているのだろうと思います。それは、子どものことを話す時に、安心につながりますよね。もしかしたら、学校の先生ともいろんなことを話し合えたら安心につながるのかもしれないですね。

 

 

3.「環境の変化を子供達はどう受け止めているのか?親はどう接するべきなのか?」

保護者の方の声

  • 「子どもは、だいたい『小学校いったら、がんばる』って思ってる。親が思っている以上に。幼稚園でやり切っているから、切り替えていける」
  • 「子どもの心配や緊張は、親の鏡なんだよね~。親の、緊張や不安が出る。『入学式、ちゃんとやってね』て言わないこと。」
  • 「親が、『幼稚園は良かった・・。』を言わない。『なかのと先生が違う』とか。
  • 幼稚園が良かったことは幼稚園。学校には学校の良いところがある。子どもが言って来たら、聞くけど、『そうだねー、よかったよねー』というのと寄り添うのとは違う。『でも、こんないいことがあるよね』と背中を押す。」

 

園長先生

なるほど。子どもの姿は、親の鏡。「本来は子どもたちは頑張ろうと張り切っているから、親も楽しんでその背中を押してあげればよい」ということですね。

 

たしかに、子ども達は前向きに卒園して進学していきます。初めてのことに不安や緊張はあるかもしれないけれど、子どもを信じて送り出す、ということか、と思いました。幼稚園ロスは、お母さんだけで良いってことです。

 

ちなみに、お話を聞いたお母さんたち、その子ども達は幼稚園で活躍もしたし、悩むこともあった、といういわばどんな子にも応用できる立場の方。聞いている私のほうが、そうか、みんな、大丈夫なんだ、と心強く思いました。

 

御協力してくれたみなさん、ありがとうございました!読んでくださったみなさん、感想があったら、直接お会いするときでも、メールでも、感想をお寄せください。また、他にこんなことを話したいというのがありましたら、通常版「詩子の部屋」でもネット版でも、お待ちしてます!

 

 

 

2 件のコメント

  • すごく素敵な内容で、園外者の私が何故か涙してしまいました。
    実は年中さんに上がる時に、保育園登園拒否の為、こちらに転園させて頂こうか迷って、結局子供の判断で別の園にお世話になる事にしたのですが。。
    この春再び登園拒否となり、途方にくれています。注意される、怒られる、と行くのを拒みはじめました。正直、もう途方に暮れてしまっています。
    うちの子もやらないといけないことをやる力が、本当にこのままで育っていくのか、、年長さんにあがる今、どうしてあげればいいのか。。

    • おとふじさま

      コメントをありがとうございます。とっても悩んでいる様子、拝察致します。悩みが軽くなるかわかりませんが、書かせていただきます。

      まずは、今はきっと休園があると思いますので、その時間はぜひ楽しく過ごしてもらえたら、と願います。「始まったら行くんだよ」の前に、今の時間は楽しく過ごしてみてください。いろんな心配はあるとは思いますが。

      それと「このままで育っていくのか」という悩みですが、これは悩みますよね。悩みますが、記事中のお母さん達が言ってる「子どもを信じて、その背中を押すしかない」ということだと思います。

      悩んでいるときは一人で悩まないのも大事です。今の園の先生方や、お母さんたちに相談してみましたか?何か道が開けるかも知れません。また、他の園ですがなかのに相談に来てもらっても良いですよ。子どもが今の園を選んだ、というなら、今の園で頑張ってみるのがいいと思います。そのお手伝いなら、喜んで。

      園長 高橋詩子

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