【節分】鬼のお面もなかの幼稚園らしさがいっぱい!?

2月の節分。色んな幼稚園も、きっと節分の行事をしていると思います。

なかの幼稚園では、みんなで豆をまいたりもするのですが、その際に使う「ます」を作ったり、鬼のお面を作ったりします。

そんな様子を、3つの学年のおたよりから紹介します。

 

 

「オニのおめん作ったよ~」年少つくし組のおたよりから

お面に色を塗る

ちょっとかわいい女の子の鬼。かっこよくて強そうな鬼。2つのデザインのお面。好きな方を選んで、クレヨンで塗って、ハサミで切って作って行きました!

つくって、お面をかぶって、、「鬼だぞ~!!」

悪者がいる!といつものごっこで悪者をやっつけている所にいってみたり、紙を丸めたお豆をぶつけてくる子たちも。

 

子供達
「絵本の中のちび鬼にして」「私は猫がいいの」「鬼はいやだよ。だからつくらないよ」

の子も。

 

作った鬼のお面をつけてあそぶ

 

園長先生
小さい組は、先生が用意した鬼の絵に色を付けてお面を作ります。

絵は、男の鬼・女の鬼があります。子どもは好きな方だったり、中には両方に色を付けたりして作ります。

「おに」というのが、なんだか強そうだというのはわかっているようですが、豆でやっつけられる、とか、細かいことはまだよくわからない様子が年少組らしいですね。

怖い鬼はいやだ、というのも出ます。鬼と言いつつ、いろんなものになり切っているのが楽しい年少つくし組さんです。

 

 

「鬼のお面をつくったよ」年中もり組のおたよりから

『おなかのなかに おにがいる」という、お腹の中に怠け者の鬼や泣き虫の鬼や怒りんぼの鬼がいる、という絵本を読んで、

 

先生
みんなのおなかの中にも鬼がいるかな~

 

ときいてみると

 

子供達
「いないよ~」「いる!めんどくさーい、のおに」「かわいい~、おに」「くいしんぼうのおに」

あらあら、おにがいるこもいるんだね~と、鬼の話題をしながら、鬼のお面を作りました。

 

白い紙から、思い思いの鬼のお面を作ります

個性豊かな鬼のお面、可愛らしいです。

 

自分で作った鬼のお面でスタンバイ

 

園長先生
年中もり組は、自分達で描いて作ります。

以前は、先生の絵を用意していたのですが、試しに全て子どもに任せてみたら、まあ上手に描いて塗って作ること!大人が用意するよりもよっぽどいい!

と分かって、それ以来全部自分で作っています。なので、顔の上にかぶる形のお面も、目の所に穴をあけてそこから見る形のお面も、色々。

 

目の所に穴が開いているのは、そこから覗けるように。開いていないのは、顔の上に来るようにかぶります

そして、鬼がどういうものか、ちゃんとわかっているのも年中組らしいです。わかった上で、楽しんでます。

そして、今年は、この年中もり組がお面を作った後、鬼になって向かった先が、あちこちで。小さい組にも行ってました。その小さい組での様子が次のおたよりです

 

 

 

「オニのおめん作ったよ~」ひよこ組のおたよりから

塗り方がひよこ組らしいでしょ。良いですよね。

「鬼だぞー!」

そろそろお弁当にしようかなのひよこぐみに突然やってきたのは、鬼!鬼!!鬼!!!

わぁ~キャ~とはなるものの、襲い掛かるのもひよこ組。よし、やっつけるぞ!と勇ましく、鬼を追い返していました。

やってきた鬼はもり組の先生ともり組たち。自分たちで作ったおにのお面をつけてやってきたのでした。

 

Aくん
ねえねえ、みんなもおにになれば いいんじゃない
子供達
おにになる~!!

 

ということで、お弁当の後にひよこ組もお面を作っていきました。

 

お面を作るとすぐにかぶってもり組へ出かけていく子たちでした。

次の日も、おにはいるかな~と出かけていく子たち。他学年のお部屋を覗いて楽しんで行く子たちでした。

 

おにをやっつける!のひよこ組

 

園長先生
満三歳児クラスひよこ組。楽しいですね~。

鬼が来て、逃げることもするけれど、立ち向かっていく!!そしてやっつける!!(ちゃんとやっつけられてくれたもり組の鬼、手加減して演じてくれたんですねぇ。さすが)

そして、自分達も「おにになる」みたらやってみよう、という気持ち、いいですよねぇ。

そして、お面をつけておにになりつつ、またやっつけに行く。自分もおになのにねぇ。この、まだはっきり自他の立場がはっきりしていないような心持がひよこ組。いいです。

ひよこ組は、今年は「おにになろう」と言った子がいたのを先生が取り上げてお面を作っていました。

お面を作ろう、と準備はしていた先生。ちょうど、良いきっきかけをだしてくれた、という事ですね。

もし、出てこなかったら、きっと先生が提案して作ったんでしょう。

なかの幼稚園では、「これはみんなでやろう」という活動は先生が準備しますが、それを子ども達が取り組む形は「はい、みんなでこれをやりましょう」という形だけではありません。

その時の子ども達の勢いなどでいろんな形で取り組みます。

 

 

園長先生のつぶやき

これは年少組。鬼の折り紙も作りました

「鬼のお面を作る」。それぞれの学年で、いろんな取り組み方があります。

先生が準備しておく。子ども達が作る。

子ども達に何を願うか、何をしてほしいか。それをその学年ごとに、その年ごとに先生達が考えながら取り組んでいきます。

今年も他の幼稚園を見学に行ったりして、また新しい素材との向き合い方を吸収してきた先生達がいます。

次の活動を考える時に、そんな経験や知識を生かしていってくれるんじゃないかな、と思います。

毎年変わらないことをやっているようで、その年に合わせていろんなことを願ってちょっとずつ工夫をしています。

 

子ども達はひよこ組と年長そら組。逃げているのは年中もり組の先生鬼

そして、写真で伝わるんじゃないかと思うのですが、クラスを越えて、学年を越えて、自分達の作ったもので、自分達の先生や他のクラスの先生も巻き込んで、楽しんで行く様子も良いですよね。

鬼を怖いと思って嫌がる子もいます。でも、豆を投げてやっつけることや、おにになりきって戦いにいくこと、ある意味『鬼ごっこ』、その中で怖かったり、やりとりしたり、仲間と楽しんだりしていきます。

先生や仲間とワッと盛り上がる事。そういうのって、大事です。

 

 

 

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