なかの幼稚園の運動会がもつ意味は?目的はなに?

10月7日、2023年度も運動会が無事に終わりました。(7日は年長・年中。3日が年少以下の子たちの運動会でした)

今年も9月過ぎからの1か月位の生活の中で、子どもたちはいろんな体験をしました。そんな事が運動会でも感じていただけたのではないかな、と思います。

さて、そもそも「運動会はどうしてやるのか?」この問いかけ、きっと各団体で答えがずいぶん違うのではないでしょうか。

 

なかの幼稚園では『子どもたちに体験してもらいたいことがあるから!』です。

 

前理事長が語っているのもYouTubeに上がっていますので、興味がある方はご覧ください。

各年齢で「体験してもらいたい事」の内容は違うのですが、今年は年中もり組の取り組みを紹介したいと思います!

【Part1】子ども達が自分たちで作る!なかの幼稚園の運動会リレー!?

2021年10月28日

「運動会のかけっこーPart1」〜もり組のお便りから 

2020年10月20日

 

 

「玉入れはいるかな」年中もり組のおたよりから

9月の参観にお越しいただき、ありがとうございました(9月中旬のおたより)

暑い中ありがとうございました。子どもたち、嬉しそうでしたね。

さて、園長先生からお話があったかと思いますが、今年は例年とちょっと違う形でスタートしています。

例年は「カゴがあるいわゆる普通の玉入れ」の状態からスタート。

今年は「支えだけのカゴ無し」のスタートです!

 

 

一番最初の、棒だけの時

 

先生

玉入れって、玉が入ると楽しい!初めから入る子もいれば、初めは入らなくても何度かやるうちに入るようになる子もいます。

・・・でも、どうしても入らない子にとってはどうなのだろう??と考えた時に

「カゴの高さや種類、一も子ども達と一緒に考えたりしながら、オリジナルの玉入れを作れたら、より楽しいものになるのではないかな?ともり組スタッフで考えて、今年はカゴ無しでスタートしてみよう!となったのです。

 

カゴ無しの棒を見て、子どもたちは、、

 

子供達
「段ボールとかつければいい!」「高いところにつけたい」「真ん中とかにもつけたい」「ガムテープでつくかなぁ、、。」

 

いろいろな案が出ました!

 

 

箱と限らず、袋から始まったクラスも

 

園長先生

すごいでしょ!?玉入れ、カゴがないって!?

どうなることやら、の先生側もドキドキ・ハラハラ(ワクワク)のスタートでした。

ちなみに、年中組では、運動会で体験してもらいたいこととしてあるのは、いくつかあるのですが、玉入れで願ったのは、

「体を動かすって、楽しい!という体験」

「自分の体を使って巧緻性を高める」

「みんなで考えてみることもする」

これらを体験できるなら、玉入れという形でなくてもいいんです。そこで何をするのか考える中で

「玉入れって、大人がこうしなさいっていうルールを作って、子どもにやってもらってるよね・・。」

「入らない子には、つまらないよね。」

「子どもがやりたいって思えるのってどうしたらいいのか?」

というところから、カゴを子ども達と考えてみよう、となりました。

 

ちなみに去年のはこんなカゴ

 

 

 

 

3クラスで玉入れしたよ(9月下旬のおたより)

この日はこんな「カゴ」。その後進化しました

もり組3クラスが集まって玉入れをしました!

まずは、クラスごとのオリジナル玉入れの紹介から。

それぞれ、付いているカゴ、もの(網とか袋とか、箱とか)、高さも違っていて面白かったですよー。

そして、玉入れ。対戦ではないので、自分の狙いたいカゴに投げたり、落ちた玉を拾ったりしながら、玉がぜーんぶ入ったら座る!という形で行いました。

やってみたら事件発生!

玉を入れていくと、玉の数は段々と減っていくはずなのに、玉の数が増えている!?なかなか終わらない~

後で、クラスに戻って聞いてみると、

 

子供達
「あー、あのねー、下の方から取ってたよ」「入れた玉、入ったのに取ってたから(増えてた)」

 

先生
何で取ったの?

 

子供達
「だってもっと高いところが良かった!」「もっとやりたかったから!」

 

先生
なるほど~どうすれば良かったのかな?

 

子供達
「一回カゴに入ったら取らない」「(もっと投げたい子は)下に落ちた玉をひろう」「(高いところに入れたい子は)高く狙って投げる!」

 

もっと高く!と、木を足してみた

 

先生
他クラスの玉入れが高い事に気付いた子が、「もっと高くしたい!」といって、パワーアップしました!また変わるかも~

 

一番高いところ、もっと難しい所、を狙う

 

 

 

実際に運動会で玉入れをやってみました!

あるクラスの、カゴの変化

保護者からの感想が届きました。いくつかご紹介します!

 

Aさん
「玉入れ」は新しい競技のようでおもしろかったです。早く入れるというより、どこをねらって入れるかじっくり考えて入れていました。自分たちで作った的で玉入れなんて、私もやってみたかったと思いました。

 

Bさん
玉入れのカゴが出来ていくまでの経緯もお手紙やお迎えの時のお話で聞いていたので、そこでも子ども達の成長を感じました。子ども運動会で初めて見たとき、りっぱで感激しました!

 

Cさん
とっても面白かったです。みんなで作り上げている感がよくわかり、当日も一番高いところに入れようとがんばる子どもたち、いいですね。(低い所より、高い所なんですね)

 

 

 

園長先生のつぶやき

段ボール、中が見えないよ→見えるようにしよう!の加工中

面白いですよねぇ。

大人がルールを先に決めないと、子どもって、こういう事がやってみたいのか!というのがよくわかりました。

大人の予測としては、難しいカゴに入れないで簡単に入れてすぐ終わるのでは?と思っていました。入らないと、つまらないよね??と。

でも、やってみたら、難しいところに挑戦して「はいった!」というのが楽しい子も沢山いたんです。

だから、どんどんカゴ(?袋とか虫網とかつけたいものがついて、もはやカゴではないのかもしれませんが)が進化していきました。

それと、たくさんやりたい!という子たちも多かったです。やってみるって、楽しいんですね。

私も子ども達と一緒に一番高いカゴを狙ってやってみました。・・・高いと入らない!そして悔しいので入るまでやりました。

もっとやりたい!の気持ちよーくわかりました。

で、ちゃんと、狙いの一つ「みんなで考えてみる」というのもやれてましたね。

年中組の二学期頃って、こういう事ができるようになってくる年頃だよね、というのがあって、運動会という体を動かす期間なのですが、頭を使うこともとっても大事にしています。

 

 

 

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