なか幼稚園の冬の遊びをご紹介【つくし組のおたよりから】

今年の冬も、寒いですね。寒い中ですが、寒いならではの遊びと、冬の時期の遊びをお便りから紹介します。

 

コマ・こま・独楽!

1月の誕生会プレゼントの木ごま。月曜日から、みんなで遊び始めました。

手で回すこまですが、手の平の力加減や話すタイミングなど、ちょっとしたコツがいります。
何回かやりながらコツをつかんで楽しくなっている子達と「あともうひと息!」の子たちと、一緒に輪になったり、机を囲んで遊んでいます。

 

紙を乗せてみると・・・。

回るだけでもうれしくて楽しいのですが、A君が紙に色を塗って、こまにはめて回してみると・・・

 

子供達
おぉー! きれいだー!!

 

とても魅力的だったので、他の子達も「やりたーい!」と真似っこ。白い紙に好きな色をつけたものや、折り紙を切ったものをはめて、色の変化を楽しんでいます。何枚も重ねて、おもたそうに回っているこまたちもいます(^^)

昨日はB君案で、こより(紙の棒)を丸くしたものを乗せてみると・・子ども達「透明になった~!」と驚いていました。

 

「おうちでもやりたい!」と持ち帰っている子の中には、回し方の技術を上げてきたな~という様子も見られます。

「やる」とコツをつかんで→コツをつかむと楽しくなって→もっとやる!!もし、お家に持ち帰ったら、お付き合いいただけると、ありがたいです。

 

 

自分もコマになる!?

いち、にーの、さーん!の声とピアノの音に合わせて、ぐるぐるグルグル~最後はピタッ!と止まったり、バタ~と倒れたり、復活したらまたグルグルしたり。

目が回ってヨロヨロしながら楽しそうでした。

 

こんなコマの回し方もでてきましたヨ!「かさまわし」と呼んでいます。

 

 

みんなで氷をつくったヨ!

テラスの横に、氷があるのをR君が発見。ここに水を入れたカップを置いたら、氷が出来るかも??と昨日やってみました。今日(おたよりの発行日)できてたかな~?

「色をつけてみたーい」で、えのぐの登場。色を混ぜるのも楽しそうでした。朝は、砂場も凍っています。。。

 

 

次の週のおたよりです!

前の週にやりたい子たちが色水を使って氷を作りました。今回は、みんなで経験できたらいいなー、と思ってみんなで作ってみました。

自分で選んだカップに好きな色の折り紙をちぎって入れてみました。

翌日、、、

 

子供達
やった~!凍ってる~!!

 

のもあれば、

 

Cくん
???水のままだよ、、、

 

のも。同じ場所で同じように作っているのにね・・。不思議だー。

 

 

おまけ

砂場用の新しい砂をのせたトラックがやってきました。二台が動いて、ドサドサーっと落ちてくる様子に興味津々の子ども達でした!!

新しい砂はふかふか〜〜早速、山を作ったりお料理遊びを始めて楽しんだ子達もいましたよ。

 

 

園長先生のつぶやき

(木ごま本体に色付け中)

1月、年長も年中も年少も、それぞれの学年で独楽で遊びます。年少組、年中組のは、手びねりの木ごまです。(年長はひもごま)

シンプルな木ごまですが、奥が深い。回すのに練習もいるし、かさまわしなどの技もありますが、なんといっても上に物を乗せて遊べるんです。

今回のクラスでは、紙を乗せていましたが、紙だって折り紙から今回の様に色を塗ったり、空き箱を切ることでプリントのキラキラを使ってみたり。

紙以外のブロックやカップを乗せてみたり。乗せてみると、乗ったまま回ったり吹っ飛んで行ったり、意外なことも起こります。

一つ乗せる・あわせて乗せる、といくらでも新しい回し方や乗せ方もあるのです。こうなったら、どうなるのかな?という探究心は尽きません。

 

氷作りも、冬ならではですね。

都心の幼稚園の先生から「凍らないよ?」と聞いたこともありますが、八王子は十分寒いのか、凍ります。毎日ではないので、余計なぜ凍るのか凍らないのか考えられるのですが、大人から考えてもなぜここで凍らない?という事もあります。不思議だー、です。

 

園長先生
なんで?と思ったら、どうしてますか?

 

最近、幼稚園にもタブレットを教育に導入しませんか?というチラシが来ますが「タブレットを子どもが使って、疑問に思ったことをしらべよう!」という内容がほとんどです。私には、これはちょっと疑問があります。

確かに、遊んでいるとたくさんの「これはどうかな?」「これは何かな?」「こうしたらどうなるのかな?」があります。

今回で言えば、こまをまわすのはどうするの?や、紙を乗せたらどうなるの?。水を置いておいたら氷になるよ!?ですね。

 

 

園長先生
私は、こういう時に自分で考えて、試してみて、確かめるのが「面白い」し「良い」んだと思います!

 

タブレットなどで調べれば、確かに知識や正解はすぐ見つかるかもしれません。でも、幼児期の子どもに必要なのって「正解」なのでしょうか?

「なんでこうなるの?」という感性というのか、興味や好奇心というのか、そういう心と「どうなったのかな」と確かめる力や考える力。そしてやってみて「やったあ!」の楽しさや喜びの体験だと思います。

センスオブワンダー、と横文字で呼ばれることもありますが、それは、毎日の中にあるのであり、画面の向こうから教えられるものではないと思います。

八王子は寒くて暑くて、大変ですが、おかげで生活しているこの幼稚園で、氷作りも水遊びもできるんですね!!

 

 

 

 

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