トイレトレーニングが遅れてしまう原因はこれかも!?

おむつ外し、いわゆるトイレトレーニングについての、最近の感想です。

幼稚園では、2歳代の子から通園しているので、入園の頃やプレの頃に紙オムツから、布のパンツに変わる頃の子が多くいます。入園してから布パンツになる子もいます。

その頃の子どもの様子を見ていると、ちょっと保護者の方が知っておいた方がいいのかな、という事があったので、ブログにしてみます。

それは、

 

「子どもが紙オムツか布パンツか、意識できるようになる前に布パンツに移行してしまった方がいい!」という事。

 

たぶん、初めての子どもと過ごしていると、いつどうすればトイレでおしっこが出来るようになるのか、見当がつかなくてようすをみている、という方もたくさんいるのではないか、と思います。

それに最近の紙パンツは快適にできているから、積極的に布パンツにしなくても過ごせますから。

でもそれで過ごしてきて3歳過ぎにこじれるケースがどうも目立つのです。

どうなるのか、と知っていたうえで、トイレトレーニングの時期を考えられたらいいのかな、と思います。

 

 

紙パンツを履いている子が卒業できない原因は?

小さい組のお部屋の、着替えの棚。先生と一緒にお着替えします

そもそも、紙パンツがなかった時代、布おむつで過ごしていると、子どもが大きくなるとおしっこの量が増えるのでどうにも受け止めきれず漏れてしまい、トイレでおしっこするしかないような状況になったものです。

だから、こどもも漏れて冷たいとか、かぶれてツライとかでトイレに行く事が必然になっていたから、「おむつはいつか外れる」と言われていました。

でも、紙オムツ、紙パンツは快適に過ごせるようにできているので、いつになってもトイレでおしっこをしたり、布のパンツにする理由が子どもにはありません。

かえって、

 

「いつもはいている紙パンツが安心材料で排泄できる」

 

という事になってきます。

排泄って、安心していないとできないですからね。生まれてからずっと、紙パンツ内に排せつしてきた子は、そこが安心なんですね。

何が起こるか、というと、紙パンツも布パンツもあんまり気にしないくらい小さい頃は、布パンツをはかせても、気にしないで履きます。そのかわり、気にせずおもらしもします。(後述参照)

 

 

水の実験中

紙パンツが安心、それ以外ではおしっこしたくない、と布パンツとの差というかトイレで排泄することを意識し始めた子は、相当な割合で「布パンツとトイレを拒否」します。

生まれてからこの方、はいてきた紙パンツが良いという事になります。それはつまり、

 

「紙パンツを脱ぐと、おしっこをすることが出来なくなるってことです。」

 

だから、布パンツで服を着て過ごしている子が、おしっこを感じると「紙パンツだして」という事になり、紙パンツをはいて、「ふう」とおしっこをするようになります。

そこに紙パンツがないとガマンしてしまいます。なんなら、トイレでしてもいいよと促す大人とケンカになります。

向こうも(こどもも)おしっこしたくて切羽詰まって来るので、「出せ!!」なんて強い言葉で言ってきます。

 

 

じゃあ、どうすればトイレトレーニングはうまくいくのか?

小さくても結構いろいろできます

紙パンツかどうかがまだあいまいな小さい頃は、何の気なしにトイレに行ったり、間に合わなければ漏らせるので、ケンカは起きません。

この拒否がいつ頃起きるかというと、なかの幼稚園の場合は、2~3歳のころの「ひよこ組」や「広場」では移行期の子が多く、トイレに行ったり紙パンツをめぐってやりとりしたりしています。

3歳つくし組の二学期などになると、ほとんどの子がトイレでおしっこをするようになり、逆にまだトイレは嫌!な子は、はっきり紙パンツを選びます。

この、トイレが嫌になった子は、どのくらい嫌なのかというと、しばらーく嫌がって、

 

「半年から1年くらいトイレか紙パンツか攻防が続きます…」

 

そう、年少後半から年中組の間も「紙パンツどうするの!?攻防」があります。

そのくらいトイレが嫌になると、本人もツラいんですよ。紙パンツないとガマンしなくちゃならないし、みんなの前で紙パンツ履きにくいし。

青い顔で我慢していて声をかけても「おしっこじゃない!」なんて隠そうとします。

 

どろんこで遊んだ後。自分たちで足を洗ってます

紙パンツを意識しない年齢というのは、まだおしっこをはっきり意識しないという事なので、イコールお漏らしもあります。

たいていの人は、そのお漏らしをもって、「まだトイレに行けないなら紙パンツだな」と考えてしまうようですが、そのくらいあいまいな年齢のうちに、おしっこはトイレでするんだな、と思ってもらえる方がいいんじゃないかな、と思うのです。

おしっこがあいまいな内にトイレに行くのを伝えるのは、たぶん長いと2~3か月、早くて1週間。

そこを逃すと、その後何年かトイレトレーニング期間が続くかと思うと、手間なようで楽なのは小さいうちでは?と思います。

それに、手間だけでなくて心理的な攻防戦が入ってくるのも大変です。おむつ外しに一番なのは、0歳のスタート、というのは、以前のブログでも少し紹介していますね。

3歳4歳でもおむつが取れない!?トイレトレーニングの進め方を徹底解説!

2021年6月24日

 

 

園長先生のつぶやき

モンキーブリッジで遊んでます

ちなみに、一番トイレトレーニングで大事なのは、

 

「大人の意識の切り替え」

 

だと思います。紙パンツだと、大人の都合で「あ、今替えようかな」という時に替えればいいのですが、こどものおしっこに合わせて着替えたりトイレに行こうとなると、大人の都合は通りません。

え、いま!?という時に子どもに合わせて動く事。面倒ですが、それをすると、子どものトイレが確立します。

もちろん、その大人の気持ちの切り替えができれば紙パンツを使いながらトイレにも行けると思いますが、紙パンツだとうっかりできます。

布パンツだとうっかりしてられません。出た!というのが分かりやすいので、今、行くしかないという事になります。

そして、その気持ちの切り替えで、同時に子どものことも知ります。大人の時間で生活しているのと違う、子ども目線の生活。

子どもが大きくなったらまた大人時間に戻れるので、子どもが小さいうちに、ぜひ子ども目線の生活を獲得してみて下さい。

 

 

 

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