子どもの体力測定に参加して見えた、年中・年長の育ちのちがい?

今年、子どもの体力測定に参加してみました。おもしろかったです!

なにが面白かったのか、なかの幼稚園の様子のご紹介もあわせてお届けします。

 

 

きっかけは大学の先生からのお誘いでした

まず、体力測定は、いつもやっているわけではありません。たまたま、実習生などでかかわりのある大学の先生から「なかの幼稚園、参加してみませんか?」とお誘いをいただいたのです。

年長組と年中組で参加しました。なにをやってみたかは

  • かけっこ(25メートル走)
  • ボール投げ
  • ボールキャッチ
  • 幅跳び
  • 両足跳び
  • 体保持

 

この6種目。これは、指定の種目なんですが子どもの体の発達を考える種目なんでしょうね。この種目などに興味のある方は、「MKS幼児運動能力検査」で検索してみて下さい

園庭に図るためのラインを引きながら、幼稚園の園庭、今は木の枝があちこちにあって、ジャマなような木陰でありがたいようなを感じました。

ボール投げは上に投げると当たってしまうから厄介だけど、かけっこには木陰が助かりました。

計測には、先生だけではなくて、ボランティアでお母さん達にも手伝っていただきました。ありがとうございました。

計測していると、ちょっと自分も試したくなる大人も。先生と、お母さんでそれぞれ希望者は子どもが終わった後に測ってみたりもしました。

 

 

やってみて感じた、年中と年長の大きなちがい

やってみて・・いくつかおもったのですが、

 

「まず、個人差の大きいこと。そして、学年差もとてもとても大きかったこと。」

 

学年差というのは幼児の体力の成長は一年で大きいという事、体力だけでなくて気持ちと理解力もそれと同じくらい違うという事を感じました。

例えば、25メートル走は、年長は早いと5秒、だいたい6秒で走っていましたが、年中は大体は7秒くらい、しかもそもそもスタートしてまっすぐ走り切る、というのが良く実感できていない子たちも少なくなかったです。

年長は、スタートの合図をすると、まっすぐ走り抜ける、という気で走っていたので、言葉と理解がちゃんと重なっている感じがしました。

年中は、スタートの合図があって、走りだす子とちょっと振り返ったり待ったりしてしまう子がいました。年少時代に運動会でかけっこはしていても、あんまり覚えていないのかもしれません。

なので、年長が大幅に遅れる子は少なかったのに対し、年中は大幅に遅れてゴールする子が結構いました。

 

一年の差というのは大きいですね。まあ、年中は測定できる子が多かったですが、これが年少になったら測定にならない子が大勢いそうなので、それも含めて考えると3歳・4歳・5歳の間の一年の成長はすごいものだと思います。

個人差というのは、「経験の差かな」と思います。

ボール投げは、お父さんなどが野球やスポーツが好きな子は、ボールで遊んだ経験があるんでしょうね、ボールを投げるという動作がしっかりしていました。

あんまり投げるイメージの無い子は、1mとか、前に投げられないような様子の子もいました。

お父さん、お母さんがこどもと体を使って楽しむことって、この時代の子どもにとって大きいな、と思いました。

 

 

 大切なのは、親子で体を動かして楽しむこと

 

ここで、大事なのは、

 

「子どもの経験を願うからと言って、スポーツ教室に入れればいいってわけではないってことですよ。」

 

大人が体を動かして楽しむことを、子どもと一緒にするのが大事ってことですからね。スポーツ教室は、その先、体を動かす楽しさの延長線の先にあるものですからね。

そして、もう一つの個人差。

全ての種目で、そこそこの良い成績を出す子がそれなりにいました。そんな子たちは、体幹がしっかりしている、というか、体を動かすイメージができているみたいで、やったことのない動きでも他の子を見たりしてまねして動けるようでした。

生まれつき体を動かすことが好きだったり、得意だという子もいると思いますが、それ以外にも、朝起きて一定の時間に登園してくる子に多いような気がしました。統計を取っていないので、あくまで漠然とした感想です。

ちょうど、6月の日曜参観で野井真吾先生に子どもの体のことや心のことのお話を聞いていたので、しっかり生活できていることが発達につながるんだな、と思いました。

また、個人差といえば、去年の運動会では、年長組を見ていて、

 

「延長保育を毎日利用している子=幼稚園で過ごす時間が長い子、が走るのが強い!」

 

というのも発見しました。走っているときに体があまりぶれないで走れていたんです。スポーツが得意そうな子がふわふわと走ってくるときに、しっかりと走っているのを見て、気が付きました。

普段からサッカーなど外遊び大好き!なタイプだけでなく、砂場やお部屋での工作が好きなタイプの子たちまでそうだったので、夕方まで画面の無い幼稚園で過ごすと、体がしっかりするってことですよね。日々の積み重ねって大事ですね。

 

 

園長先生のつぶやき

さて、この測定が終わって。計測を手伝ってくれたお母さんが、その後放課後に小学生一年生のお姉ちゃんとお迎えに来た時に、同じ線で25メートルを測ってみたそうです。4秒台。さすが。今の年長組の一番速い子より早い。

なかの幼稚園、2学期の運動会の頃に体を使って過ごすので、この時期に走る速さがぐんと上がるんです。

経験の差の一種だと思うのですが、今の学年一番のタイムで走っていた子のスピード感が、10月では平均になるくらい皆が走るのが速くなります。10月にもう一度測ってみたいな~。

また、3学期のドッチボールの頃になると、ボールの投げるのとキャッチするのとが断然上手になります。これも経験ですね。

楽しくてドッチボールをしていると、どんどんボール投げが上手になる。

上手な友達を見て投げ方が分かって、周りも投げられるようになる。ボールについては、2月に計測してみたいな~

 

 

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