台風で延期になっていた、年長そら組の遠足「高尾山」でしたが、やっと登りに行くことができました!台風19号の影響で1号路が通行止め。稲荷山コースが混んでいましたが、稲荷山コースで登ります!
高尾山の入り口へ到着!
登る道中、「すごいですねー!」「まぁ!幼稚園?!」とみんなの登る姿を、褒めてくれる方もいらっしゃいました♪
登る前に、景気付けに、、、
「エイ!エイ!オーーーーー!」
山頂を目指す間、根っこの道があったり、大きなキノコを見つけたり。
台風の後でしたが、それほどぬかるんでいるところもなく..。土でちょっと滑った子も居たかな?根っこの道では上手によく見て、根っこを飛び越えていましたよ。
そして、たまに出てくる赤いペンキの印がある木…
高尾山ならではの天狗。子ども達の想像も膨らみます。
そして山頂!頑張って登った後のみんなで食べるお弁当、美味しかったです♪
お弁当のあとは、天狗の修行場?!へ…
沢山の高い木々に囲まれて、ちょっと暗めな感じです…。
なんて話し声も聞こえました。
高い高尾山からの眺めはいい景色!みんなで、、、
そして、たこ杉を見ながらケーブルカー乗り場へ。下山はお楽しみ!ケーブルカーに乗ります♪もみじ号に乗りました。
園長先生のつぶやき「Part1」
途中で出てくる、天狗のお話ですが、なかの幼稚園では、毎年天狗の話があります。
「空を飛べるし、走るのも速い。葉うちわを持っている」
というカッコイイ天狗。そんな天狗が住む山、高尾山。実際、薬王院で護摩炊きに向かうお坊さんの列を見かけたり、その際にほら貝の音をきいたりしますし、あちこちに天狗の像やお面なども見ます。
そして、実際の話か空想の話か、
『高尾山の天狗に弟子入りすると、空を飛んだり、速く走れたりするらしい。でも・しばらーーーくお家に帰れないんだって』
ということも聞きます。そんなことから、子どもたちは天狗についてたくさん考えてみていました。
なんて…八王子の誇る、高尾山。行く前も行った時も、行った後も楽しかったです。
高尾山の遠足が終わり…後日、観察画をたくさん書いてくれました!
いつもより少し大きめの紙に、クレヨンで描きました。(絵の具で色を足していった子達もいます。)
登っているところ、大きい木、ケーブルカー、赤い印、天狗などなど、印象に残った場面を描いていました。
たたみ2畳ちょっとの大きさの紙の上に乗って、「大きな高尾山の絵を描こう!」とみんなでワイワイ描きました。
登っている自分や沢山の木、ケーブルカーなどなど。天狗もあちらこちらから見守ってくれています。見ていて楽しくなる絵です。
「出来上がりーーーーーーーー」
園長先生のつぶやき「Part2」
やってみたもの、見てきたものを、描いてみよう!ということですが、さすが、年長組にもなると、楽しくいろいろ描いていきますね。この、高尾山の集合画は、地域の文化祭にも展示しました。
この時期、そら組では、やったことだけではなく、
「ちょっと難しそうなものでも、よーくみて、描いてみよう!」
という「絵の挑戦」もしています。身近な飼育物のニワトリやウサギ、カメをお部屋に連れてきてよーく見て描いてみたり。
身近にはないけれど、じっくり見ると面白い、パイナップルを描いてみたり。
この時の絵具は、自分の絵具を自分で調整して使っていきます。
これは、カメを描いているとき。水槽の中にカメがいます。ちなみに、黒い輪郭線は、割りばしペンで墨汁を使っています。
出来上がった絵が、ほかの誰のものでもない、自分の絵というのが、見ていて素晴らしいと思います。そして、自分と違う仲間の絵を、素直に「〇〇ちゃんの絵、すごい!」とほめていけるのもこの時期のそら組らしい、いい姿だな~と思います。