年長そら組の「お泊まり会だよ2021」〜前半戦の模様をお届け!

7月、年長そら組がお泊り会をしました。その様子を、園からのお便りで紹介します!今回、そら組以外の方には解説の必要な個所があります。園長の吹き出し部分は、解説という事でお読みください。

 

お泊り会だよ!2021

お天気は曇りでしたが、そら組全員が揃って登園の朝でした。本当に、何度言っても足りません。これは、お家の方のご協力の賜物です。ありがとうございます。元気に朝の会をして、各クラス午前中のお楽しみへ!

園長先生
お家の御協力・感謝、については、本文の後に詳しく説明します。各クラスのお楽しみ、というのは、今年は午前中何をするかは、クラスで出てきた「これがやりたい!」を皆で考えてやる事にしました。やりたい!が多岐にわたり、どうすればできるか、を考えるのが大変というか楽しかったです。

 

 

ザリガニ釣りに行ったクラス、スイカ割りに盛り上がったクラス、中あてやドロケイも挟みながら、盛りだくさんの一日のスタートでした。

お昼ご飯は、今日は各クラスごとに食べたいものを自分たちで作りました!

園長先生
普段は、お弁当のなかの幼稚園ですが、この日、たまたまこどもから〇〇作りたい!という要望が上がり、気が付けば全クラスがそれぞれお昼を作ることになっていました。多分、作りたいものが特になかったらお弁当だったと思います。

 

生地をこねて作ったピザ窯のピザ、炭火焼のホットドッグ、生地から作った中華まん。

 

どれもおいしそうでしょ?おいしかったです~。

 

 

お昼ご飯の後は「スペシャルプール」

なかの幼稚園にある4学年のプールをそれぞれ変身させてスペシャルなプールにしました。これは、子どもたちからの「サマーランドに行きたい」に応えてのものでした。今年は、サマーランドは団体は行けないということですし、幼稚園でかなえてみよう!と考えました。

バケツがひっくり返るプールの仕掛けをつくったり、温水のプールのために何回もバケツでお湯を汲んでくれたり、滑り台の試しのために冷水に飛び込んだり。いろんな先生たちが準備してくれました。

今日は、プールを楽しむにはちょっと気温が低かったので、温水プールが人気でしたが、つくしのプールに「久しぶり~」と嬉しかったり、冷たいながらそらの大きいプールで遊んだり、と、よく遊びました。

園長先生
サマーランドは、隣の市にあるプールで、お泊り会のお楽しみに行ってました。つくしのプール、そらのプールというのは、なかのの各学年ごとにあるプールの事です。なかの幼稚園は、各学年毎にプールがあり、普段はそれぞれで遊んでいます。そのプール4か所をフルに使っての、スペシャルプールでした!

 

 

プールの後、予定していた「かき氷」のおやつは、さすがに体を冷やすということで、トウモロコシとカルピスのおやつとなりました。「かき氷は、カレーのあとにね」

 

そしてカレー作り。お泊り会のカレーは外で、大きな鍋で煮込みます。グループで集まり、材料を切って、グループで持っていって鍋で煮込んでもらいます。子どもには、台に乗らないとのぞき込めないくらいの大鍋です。

周りで、飛田先生のギターに合わせて「カレーの歌」を歌ったのですが、まさに♪ぐつぐつにましょう~、でした。

園長先生
普段のカレーは、調理室で煮込みます。その鍋だって十分大きいですが、1学年全部分をいっぺんに煮込むのは、羽釜の大鍋です。もちろん、野菜を切るのは、子ども達です。

 

合間合間の隙間時間でも、宝探しをしたり、甚平に着替えたり、持っている懐中電灯であそんだり、と本当にやりたいことたくさんの1日です。

 

カレーを待っている時間は、お待ちかね!虫取りに出かける子たちは恵子先生のなかの学舎の森に行ってきました。

園長先生
恵子先生は、前の園長先生です。「なかの学舎の森」というのは楢原町にある、今度立ち上がるフリースクール「なかの学舎」の敷地の事です。雑木林なので、カブトムシなどが来るのです。

 

クワガタもいたらしいです。・・が、全員分はさすがにいなかったので、くやしいくやしいの子たちもいました。虫って、こういうところにいるんだ、と初めて体験した子たちもいるのかな。幼稚園に残った子たちもそれぞれのんびり遊んでましたよ。

 

 

園長先生のつぶやき

 (写真:ザリガニ釣り)

7月、一学期も終盤。クラスもまとまってきたこの頃、なかの幼稚園の年長組では「お泊り会」をします。お家から離れて、仲間と夜を越える。ドキドキ、わくわくです。

ですが、2020年はコロナがあり、お泊りというのは感染リスクが高いのでは、という懸念があり、去年は泊まりませんでした。(泊まらない分、一日思いっきり遊びました。それはそれで楽しかったです。)

 

さて、本文中にあった、「お家の御協力に感謝」という事ですが、本当に感謝です。何を感謝かというと、二点についてです。

 

子どもの健康管理&感染症対策への感謝

子どもの健康管理、ひいてはお家ぐるみで感染症対策や健康管理をきちんとしてきていただいているという事。感染症対策の一番は、持ち込まない、だと思うのです。このご時世で100パーセント持ち込まないというのは無理があると思いますが、今回お泊りをして二週間以上たち、その間何かあったという話は聞こえてきません。

ということは、お家の方の対策が充分で、子ども達がみんな健康に過ごせている、という事です。今年は、7月前後にRSウイルスが流行ったのですが、その中でもお休み0!でみんなで過ごせたこと、感謝しかありません。

 

 

(写真:炭火でウインナーを焼く)

信頼への感謝

今回の「お泊り」は、コロナなどの心配で参加できない子が多いなら、実施できませんでした。保育以外の要因で分断を作ることはできないとも思うのです。二学期以降を同じクラスで過ごす子たちに「同じ楽しい時間を過ごしたね」とするのか、「Aちゃんはいたけど、Bちゃんは仕方ないけどいなかったよね」とするのか。

コロナ以降、分断というのも隠れたテーマだと思います。お泊り会をして、分断が生まれるのでは残念ですよね。ですが、今年は事前アンケートで皆さんが「お泊りがあるなら参加する」という答えがありました。心配がないわけではないでしょう、それでも信じて送り出してくれるという事です。

これは、応えたいと思いました。その送り出してくれたことへの感謝です。(もちろん、事情は各自ですので、コロナが心配という方がいたら、それはそれ、です。そんなこともあって、去年は一学期末に泊まりませんでした。)

 

そこで、応えるためには下記のような感染症対策もしました。

 

ディスタンスがとれるように

(いつもより多い布団の山)

布団を一人一つずつ。例年は、雑魚寝で、敷き詰めた布団の上で思い思い寝ていました。今年は、一人一つ、「ここで寝る」としました。

 

なかの幼稚園 お泊まり会

大人用の布団ですから、ある程度は距離が取れます。そのため、一つの保育室では泊まり切れず、年中の部屋も借りて広いスペースを確保しました。

 

換気をよくする

普段なら締め切る場面も、ドアや窓を開けつつ過ごしました。

 

食事の場面などに気を付ける

(写真:中華まんを作ったクラス。出来た!で食べたのは、対面ではなく、屋外のテラスで。)

なるべく屋外の風通しのいいところで食べたり、例年だと子ども達が食べ物を取りに来たり並んだりするところを、先生が運んで密や飛沫を避けられるようにしました。食べる時に、なるべく一列で同じ方を向く(椅子やテラスなどを使って同じ方向を向きました)、対面を避けるなどもしました。

 

大人は出来る限りマスク

暑くて、苦しいところですが。戸外や密でない場面で外すこともしながら、なるべくマスク。

 

検温

(写真:ピザのクラス。対面にならないように、子ども達は内側から外側を向いて座りました)

いつも通り。職員も参加の子どもも全員しています。

 

いろいろ考えました。でも、一番はやっぱり参加する子が健康で過ごせたことですね。さすが、なかのの子は強い⁉(園庭が広くて、お日様の下で遊んでいればこれだけ健康になりますよ、とは以前に骨密度の調査に協力した時に教えていただきました。なかのの子は骨密度高いですって)

さて。この後、いよいよ日が暮れてきます、、、暗くなってもお楽しみがたくさん!続きは後半にて。

 

 

 

 

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